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鉱物が好き、石が好き、ルースが好き コレクションしたり、アクセサリー自作したりしています
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  • 04/30/22:32

10.15.15:17

ヘミモルファイト・ジェムシリカ

ヤフオクで何点か指輪を買った
中古の指輪はいいね
本当に安い

注意すべき点があるとしたら
必ず鑑別書か、ソーティング(簡易鑑別)してある品物を買うことかな

質屋でいくら「専門の鑑別士を複数置いて鑑別しているので
絶対本物です」なんて宣伝してても
それはあくまで、彼らが買い取りをする際のために置いている技術者なだけで
なんの信用の裏打ちもない
間違って鑑別したときのリスクは買い取りの際店側がかぶるだけだ
オークで買ったら、買い手がかぶることになる

特に含浸の可能性のある石は、特殊な機器で分析しないとわからない
「天然です、本物です」そりゃそうだろう
含浸してても天然で本物には違いないから、嘘でも詐欺でもない
ただ、無垢のものと含浸では、価格に天と地ほど差がある

鑑別書は、石が何か、天然かどうかの他に
含浸があるかどうか(トリートメントの有無)が記載される
エンハンスメント(加熱など)は、特別な場合以外は記載されない
だが、トリートメントは必ず記載されることになっているから
その点は安心できるし、会社の信用に置いて発行されるものだから
きちんと鑑別されている


1. 非常に珍しい、宝石質のヘミモルファイト

    
もう、これは絶対買いだった !
写真写りが悪くて人気がなかった
石の名前も、あまりメジャーじゃないので
競争相手もなく、1発で落札

これを付けて、ミネラルショーへ行ったら
目ざとい店主が、「それ、ヘミモルファイトですね」と言ってきた
「おお、分かるんですか、さすがですね ! 」と褒めたら
自分で研磨もするから・・・とのこと。
ミネラルショーはこういう人物と会えるからすごいと思う
その人も、この石はかなり褒めていた
なかなか無いと。
私もそうおもうよーw

宝石質のヘミモルファイトなんて、探しまくって
ルースもいろいろ買ったけど
とうとう納得のいくものが、買えなかった石なんで
もう感激だ。
店主いわく、その大きさと透明度は、ブラジル産だろうということ
ヘミモルファイト=中国だと思っていたけど
ブラジルでもでるのかーー。


2.ジェムシリカのリング

 


オークの題名は、天然青色カルセドニー
最初みたときは、てっきりシーブルーカルセドニーだと思った
シーブルーカルセドニーは染色だが、天然なのには違いないからね

ところが、一緒に写っていた鑑別書を見てびっくり !
クリソコラカルセドニーだって !?

クリソコラカルセドニーは、別名をジェムシリカという
クリソコラに二酸化珪素(シリカ Sio2)がゆっくりと染み込むことで
クリソコラの銅による緑がかったブルーの発色を残しつつ
石全体は、シリカ(カルセドニー)となった、
非常に稀産で、限られた産地でしか採掘されていない石だ

ひとつは、オーダーで作ったものを持っているが
これはぜひ欲しい

まあ、これも、人気のないカルセドニーの題名のせいで
競争相手もなく、無事1発落札

それにしても、みんなよく、鑑別書もついてないのを買うなぁと思う
特にルビーとか、いくら天然でも
含浸ルビーとかゴミじゃん !
綺麗に見えても、合成だってあるし・・・。
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09.18.01:22

アマゾナイト(アイスアマゾナイト・アマゾナイトシリカ)

半透明ですごく鮮やかなミントブルーのアマゾナイトをとあるサイトで見て
こんなアマゾナイト見たこと無いな、なんだろう怪しいなと思って
いろいろ調べてたら、次のような説明文を複数のサイトで見つけた

「アマゾナイトと言えば、ロシア産のものとペルー産のものが有名でした。
ロシア産のものは白い縞の入ったもので緑がかり、ペルー産のものは鮮やかなブルーが特徴。

最近流通し始めたウイグル産アマゾナイトは鮮やかなブルーで若干の透明感が特徴です。ウイグル産のアマゾナイトはスタビライズド加工(含浸処理)といって、石の強度を高くするために樹脂を石の内部に浸透させるものです。この加工法によって透明度を増す事を助けているようです。この処理はロシアとペルー産でうまく樹脂が浸透しないらしく、ウイグル産のアマゾナイトだけがこのような質感になるらしいです。」


「アマゾナイトといえば、上品なパステルブルーの色合いが美しい人気の天然石。
 一般的に採掘される産地といえば、ペルーやロシア、ブラジル、モザンビークなど。
 産地によって、色合いも風合いも若干の違いがありますね。

このアマゾナイトは産出量が多く、お手頃な価格でゲットできていた天然石なのですが、
 最近ではペルー産、モザンビーク産のアマゾナイトが市場からかなり減ってきています。
このふたつの地域から産出されるアマゾナイトは品質の良いものが多く、
その品質ゆえに需要が高いため、結果としてすぐに採りつくされてしまったのだと思います。

そんなアマゾナイト不足の中、
なんと中国西部の新疆ウイグル自治区から、珍しい風合いのアマゾナイトが採掘され、現在話題を呼んでいます。
このアマゾナイト、なんと透明度があるんです。
それがこちら!

アマゾナイトシリカ

どうですか?この可愛いパステルブルー!

ウイグル産のアマゾナイトは
 アマゾナイトの成分のほかに水晶などの石英系の石が混ざり合い、
 強度を保つための含浸処理がほどこされ、
それら成分が反応して透明感あるブルーの色合いになっているのだと思います。

その風合いから、業界では「アマゾナイトシリカ」や「アイスアマゾナイト」と呼ばれていて、
いまではもう引っ張りダコ!
とても人気です!

しかし、こういった珍しい石は、そう長くは流通しません。
たまたま今産出・流通しているだけで、すぐに消えゆく「限りある資源」です。

流通している現在は、お値段もお手頃ですが、
その波がおさまると、どんどん価格高騰していきます。
もしかしたらまた採掘されるかもしれないし、もう2度と発見されないかもしれません。
アマゾナイトシリカに限ったことではありませんが。」

謎が一気に解けたかんじ。
なるほどぉ・・・含浸処理があるのは知ってたけど
こういう落ちなわけね
含浸できるんなら、有色樹脂を使えば、鮮やかな色にするのも自由自在ってことだ
でも、これ、鑑別にだしたらすぐばれるだろうに。
その最初に見たサイトでは5万とか6万とかって値段で売っていた
うーーん。

別に含浸でも、きれいならいいのよね
それと知って買うなら。
でも、情報を伏せて、あたかも天然みたいな売り方はどうなの?って思うだけ。

09.16.15:09

サンストーン

天然石と癒やしの雑貨 Com Rose で購入

いいかげん、石は集め尽くしたと思っていたけれど
好きな石ではあるけれど、今ひとつ、品質に満足していなかったものの一つが
サンストーンでした

パワーストーンとして出回っているものの限界かと思っていたのですが
たまたま見つけて、試しに買ってみたら
これがどつぼでした

今までコレクションしてきたサンストーンが
全部ゴミに見えるほどの美しさ

白濁は全く無く、石は透明で
しかもサンストーンのギラギラはそのまま
まさに宝石質といっていい石でした

何度も眺めてはニヤニヤしています

これだから石集めはやめられないw

08.08.18:36

緑に染まる指先

 


病院に連れていきたくて
手入れの楽なくりぬき指輪を買いました
やっぱり、心癒される深い緑の翡翠にしました
ジェイテックの商品は、安心して買えるのですが
今回は指輪ということもあって
鑑別書を取ることにしました
この店の商品は、5万円以上ぐらいから
中宝研の鑑別書が無料でついてきます
ソーティングではなく、正式な鑑別書です
しかも、翡翠の鑑別にかけては、ここしかないと言われる
信頼の中宝研ですし !

指輪は本当にきれいなろうかん色の緑と、薄い緑のマーブル模様です
この色は有色樹脂の含浸であることが多いのですが
ちゃんと含浸でない旨の鑑別がついてきました
ひすいに関しては、本当に信用できるところが少ないので
ジョイテック以外だと中宝研の鑑別を取らないと安心できない
くりぬき指輪は地味に感じるものが多いんだけど
これは、ひとつ着けているだけで存在感がすごいです
さすがひすいという貫禄がある品ですね

 

04.09.20:33

ケリー鉱山のスミソナイト

LOCALITY : 米国ニューメキシコ州ケリー鉱山

WEIGHT : 15.48ct

SIZE : 15.2x10.2x8.3mm


「古いアメリカのコレクションより入手したカボション石をご紹介致します。
蛍光色が顕著且つケリー鉱山の産物らしい明るく鮮やかなブルーのスミソナイトは近年とても希少になりました。
カラーバンドが一部に内在し、本来の原石のあり方や構造がうかがえるカボションカット石です。」(ショップの紹介文より)





 
以前手に入れたブルースミソナイトと、同じショップですが
鉱山が違うので、石のカラーも全く違います。

こちらは、明るいミントブルーで
これはこれで、本当に美しい

石を知り始めた頃に、本で見て
いつか手に入れたいと思っていのが
半透明のスミソナイトだったので
本当に嬉しい

何度見ても、美しさにため息が出る
このルースは、どういうアクセにしようかなぁ
本当はリングにしたいんだけど。。。


同時に、こちらも念願のピンクスミソナイトのとても美しいルースも
入手できました

LOCALITY : メキシコ、シナロア州

WEIGHT : 13.82ct

SIZE : 16.3x14.2x5.3mm



「ご覧の石は1枚目の写真からもご覧いただけますとおり、スミソナイトが持つ葡萄状構造が細かく均一な良質のピンクスミソナイトです。

スミソナイトはロードクロサイトと同じ「カルサイトグループ」に属する鉱物ですが、コロラド産ロードクロサイトのように完全に透明な石は無く、透明度が最も高いものでも半透明までの鉱物です。
カラーバリエーションの代表的なものでは発色の成分を含有しないホワイト、もしくは発色の成分によりブルー~グリーン、ピンク~パープル、イエローなどの産出が主です。
中でもピンクのスミソナイトには蛍光色を発するものがあり、ご覧の石もスポットライトにより蛍光色がより引き立っていますが実際にお手にしていただいても美しいピンク色の石です。」
(ショップの紹介文より)

ピンクスミソナイトは、なかなか美しいものがなくて
これほど美しい桜色のものは、本当に珍しいと思います
大抵は結晶構造が浮き出てしまい、色むらがあったり
透明度が悪かったりで、なかなか買えなかったのです

本当に綺麗ですばらしいです